2022おせち料理のこと

秋分の日、秋のど真ん中ですが、
2022おせち料理のことを考え始めています
 
なぜって、お重をオーダーしている会社からDMが届く時期なんだもの
 
今年の年末も昨年同様、
台所玉ねぎおせち料理「凛」を販売する予定です
 
 
 
お品書きが微細なところで変更になる可能性はありますが、
基本的に昨年同様な形を考えています
 
ご参考までに、昨年のご案内はこちら↓
 
プロフィール欄から台所玉ねぎのホームページに飛んで頂き、
アーカイブ/2020年12月の投稿からご覧いただけます。
 
昨年購入された方でお重をお持ちの方はそれを持ち込むことができます
 
11月中旬には募集を開始する予定です
 
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おせち料理販売と並行して、
私にとって、これをやらなきゃ1年が終わらない!
というもうひとつのプロジェクトが
例年12/29に開催していた
「【年末恒例おせち作り】煮豚まるごと一本つき★砂糖不使用★
澄んだ味のおせち料理を作って、持ち帰って、そのまま元旦の食卓へ」
でした。
 
ご興味ある方はこちら↓去年のご案内です
 
私は、おせち料理という文化・慣習がとても好きで、
でも、それよりも女たちが集っておせち料理を作る時間というのがとても愛しいのです。
一人で全種類を料理するとなると大変だけど、みんなでみんなの分を作るとなると、
途端に楽しくおしゃべりしながら頑張る作業に変わる!
その場に漂う香りや自然と生まれる絶妙な協力体制、
智慧の分かち合いがなんとも美しいのです。
 
ただ、残念ながら、
今年は販売用おせちの調理とおせちレッスンを両立させることがどうにも難しいため
12/29レッスンはナシにして、
12/11(土)~12(日)におせち事前レッスンという形で実施したいと考えています。
 
私が危惧しているのは、
おせち料理が「やっぱりないと寂しいから」という儀式的なものになっていくことと、
心底「美味しい!」と思われていないのがおせち料理だということなのです。
「母や祖母に習っておけばよかったけれど、ただ甘くてね…」という嘆きはよく耳にします。
つまり、それほど美味しいと思っていないから、
頑張って作ろうとは思えていないということなのではないかしら?
 
私が作り続けているおせち料理の原型は、
マクロビオティックのおせち料理です。
お砂糖は一切使わずに、お醤油、干し椎茸や昆布のだしをベースに
しっかりと煮切ることでおせちという保存食を作る智慧とその味に惚れ込みました。
そんな野菜のおせち料理をベースに、
家族皆が喜んで箸を進めるお肉やお魚を使った伝統的なおせち料理も加わって今の形になっています。
 
昨年、ご購入くださった方たちからは、
美味しくて1日で本当になくなった」
「例年のように残らなくてびっくり」
「家族から来年も買ってと頼まれた」などのお声を頂いています
 
レッスンプロジェクトを近々発表いたします。
ひとつでも気に入ったおせち料理に出逢ってくださったら嬉しいし、
それをご自身流に作り続けてくださったら嬉しいと思っています