ご挨拶

はじめまして。

台所 玉ねぎの代表、店長の印南真帆(インナミマホ)と申します。
本日は、台所 玉ねぎにお越しいただき、本当にありがとうございます。

新型肺炎の感染拡大が再び憂慮されている時期ではありますが、からだが喜ぶごはんのお店をこの奥沢の地でスタートできたことをとても嬉しく思っております。

当店では、

◆食べることは生きること
◆からだを強く
◆こころを美しく

というミッションのもとに、日々ごはんを作っています。
そのような観点に立って、現在の感染対策に有効とされている新生活様式が本当に私たちの心身の健康に寄与するものなのか?と考えたとき、私は、どうしても違和感を覚えずにいられません。「からだを強く」という視点から当店では下記のようにいたします。

【手指の消毒について】
無菌にすればするほど、生命体が弱くなり、菌が発生するというのが自然界の法則です。手の常在菌をごっそり奪ってしまうアルコール消毒を過度にすることは、むしろからだを弱くしてしまうと考えています。そのため、当店では、アルコール消毒ではなく、麻の除菌スプレーを置いています。また、1階、2階に手洗い場がございますので、どうぞご利用くださいませ。

【マスクについて】
マスクをして調理をしていると、呼吸が浅くなるばかりか、匂いの察知が遅れます。五感は、ひとつが鈍くなると全体的に意識が朦朧としてくるものなのでしょうか、音も聴こえづらくなり、食材の微細な音を聴きながらの調理が難しくなります。また、熱中症予防の観点からも、私たちはマスクをせずに調理をしていることが多いです。また、相手の表情がわかりづらいことが心理的不安を煽っている原因のようにも感じます。人と笑顔を交わせることのほうがはるかに心身の免疫力を上げられるのではないでしょうか。そのようか考えからマスクをしていないときがあることをご了承くださいませ。ただ、スタッフ一同、健康管理、衛生管理には最新の注意をはらって日々の調理をしております。

何かお気づきの際には、気軽にお声がけ頂きたく、どうぞよろしくお願いいたします。
息長く、この奥沢の地でまちの台所として調理をし続けていきたいと思います。

2020年8月
台所 玉ねぎ
印南真帆