レシピ公開! れんこん+タイ料理

【れんこん+タイ料理】調理レビュー(ちょいレシピあり)
今更感ありありですが、
備忘録として2/20開催の「先んじる者が救われる!今のうちから花粉症対策!」
WSでご提供したお料理について書いておこうとおもいます
 
今回は、「れんこん」を使って欲しいというリクエストを受けまして、
れんこんを使ったタイ料理をご用意いたしました。
 
花粉症対策の根本治療として、
腸内環境を改善しようというNacoさんからの提言、なるほど納得です。
 
れんこんは、地中、それも泥の中で節を作りながら横に伸びていくというユニークな野菜です。
その命の組成と同様に、
胃腸の調子を整えたり、肺を強化したり、すりおろし汁は咳止めになったりとからだの細胞の微調整をしてくれます。
 
調理法によって、食感ががらりと変わるところもれんこんという素材の魅力。滋養の豊かさということですね。
今回は、すべての料理にれんこんを使ってみました。
 
 
◆紫玉ねぎとスパイシーな豚挽肉のサラダ w/れんこんの甘酢漬け
 
椅子に座って行うルーシーダットン。
一見激しい動きはないけれど、シューという呼吸法を多用することで、
かなりからだが活性化して息があがるだろうことから、
乾杯ドリンクと共にお出しするファーストディッシュは、
リフレッシュとクールダウンを兼ねて、
玉ねぎのシャキシャキ食感と香草の香りを楽しんでいただくサラダに。
 
 
 
紫玉ねぎは、普通の玉ねぎに比べると辛みが少なく個人的に色、
フォルム共にとても好きで、これを薄~く回し切りする美しさがいつもなんとも気持ちいい。
紫玉ねぎと共に、千切りした生姜も3分ほど水にさらしています
 
決め手となるスパイシーな豚挽肉が決め手。
ナンプラー、スイートチリソース、純米酢を2:1:1の割合で合わせ、
その中に青唐辛子の小口切りを入れておきます。
豚挽肉をごま油で炒めて、色が変わってきたらこのタレで調味しながら少し煮詰めて仕上げる。
 
薄く切ったれんこんは、今回は、梅酢とりんごジュースでさっぱりめの甘酢漬けにしました。
パクチー、青じそと合わせて、甘・辛・酸・渋味と香りを楽しむサラダが出来上がり!
 
ご好評頂き、売って欲しい!とのお声も頂きましたが、
とりあえず、スパイシー挽肉のレシピを書いておきます。よかったら作ってみてください。
豚300gに対して、
ナンプラー、スイートチリソース、純米酢を大さじ2:1:1、
青唐辛子1本の割合でよかったら作ってみてください。
 
まとめて作って、冷蔵で2~3日、冷凍も可能です
 
 
 
◆れんこんさつま揚げ w/スイートチリソース
 
れんこんは、すりおろすともちもちとした食感になります。
野菜はどれもそうなのですが、硬くて食べにくいところが栄養価が高いのです。
そう、れんこんは、節の部分が実はとても大事なのですが、
硬く、食べても美味しくはないので捨てられるのが命運…。
けれど、すりおろすと、節の部分も大いに活かせます。
 
ということで、れんこんとにんじんをすりおろして、
少々の片栗粉を加えて揚げて、スイートチリソースとパクチーと共に。
 
ちなみに、れんこんの水分量によっては、
ここで「しぼり汁」が生まれるのです。
これはスープに入れたりもできますし、
自然塩、生姜汁を加えて、炎症を収める特効薬にもなる。
台所が薬局と言われる所以ですね
 
 
 
◆れんこんの入ったグリーンカレー&ジャスミンライス
 
グリーンカレーは、
レモングラス、青唐辛子、バイマックルー、パクチー、にんにく、生姜、ナンプラーを使ってペーストを作るところから。
ココナッツミルクをリッチに使って、
甘くまろやかなスープのようなカレーに。
でんぷん豊富なれんこんは蒸したり、揚げたり、煮たりするとほっくりします。
カラフルなピーマン類と、鶏ムネ肉と共に。
 
ジャスミンライスは、本当に香りがいい!と歓びの声を頂きました。
日本のお米と違って、さっと洗い、時間をおかずにさっと炊くのが美味しい。
暑い国ならではの穀物だなぁと実感します。
 
 
グリーンカレーは、わずかですが冷食にすることができました。
よかったら召し上がってみてください。
市販品のグリーンカレーペーストと圧倒的に違う点は、
コーンスターチ、酵母エキスが入らないところです。
 
3月もタイ料理フェア、やります