9月ですね。
今月は、9／8（金）外部へのケータリングのご依頼を頂きまして、
台所玉ねぎはお休みをさせていただきます。
7日（木）・8日（金）と連休となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
9日、10日は、4年ぶりの奥澤神社のお祭りですね。
といっても、
わたしは、台所玉ねぎをオープンしてから初めてのお祭り体験となるので、
まだ右も左もわかっていない状況です。
商店会の一員として、
いろいろお手伝いすることになりますが、
半纏着て神輿を担いでるかもしれません（笑）
土曜の縁日にはお手伝いに行きます。
土日とも、お店は通常通り営業しています。
明日9／5（火）の日替わりは厚揚げで麻婆豆腐を。
揚げ物は、ゴーヤのフライをどうぞ。
麻婆豆腐は、もちろんオイスターソースを使わない無添加調理で！
ご予算や用途に合わせたオーダーメイドのお弁当、お惣菜盛り合わせ、オードブル等もご用意いたします。03-6337-2341 LINE@でのご注文も歓迎いたします。https://lin.ee/VQ848si
◆ ◆ ◆
「無添加でこんなに美味しいのは珍しい」
「こーゆー系（ナチュラル系）は、
往々にして健康にはいいのかもしれないけど、味気なくて、
満足できないことが多いのに、台所玉ねぎは美味しくて驚いた」とは、
男性を中心によく頂くお言葉です。
旨み調味料（＝グルタミン酸）を使わずに、
どうやって美味しさを創り出しているのか？
その鍵はミネラル豊富な自然塩にあります。
ミネラルとは、カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム等の微量栄養素の総称で、
食材の酵素を活性化させるチカラがあります。
適切に自然塩を使うことにより、
酵素が活性化してたんぱく質は分解されてアミノ酸に、
炭水化物は糖になるのです。
チキンかつのムネ肉の柔らかさ、
ジューシーさもこの塩使いによるものです。
わたしの調理はこれをひたすらに追求しています。
ミネラル豊富な自然塩と相対する塩として精製塩、食塩があります。
こちらの塩は、
減塩どころか、すっぱりと使用をやめたほうがいいです。
純度の高い塩化ナトリウムと喧伝されてきていますが、
ミネラルは団体戦には強いですが、
個人戦にはめっぽう弱い。
ナトリウム自体は悪いものではないのですが、
ナトリウムが単独行動しようとすると、
食材の中の微生物を不活性化するべく働きます。
つまり、自然塩の逆の効果ですね。
保存料としては最適ということでもありますが、
酵素が活性化されない。
それは、食べた後、からだの中でどのように働くでしょうか。
「アミノ酸調味料」「酵母エキス」は、
（これがなかなかに曲者で、グルタミン酸を主成分としているのにも関わらず、
添加物と認定されていないので自然食品店のだしや調味料にもよく使われています）
まさにこの塩化ナトリウムベースの旨みなわけで、
当店は、これらを使わない調理を実践しています。
「生きているごはん」「生命力あるごはん」と謳っているのは、自然塩によって食材中の酵素を活性化させながら旨み、甘みを引き出し、それらを皆さんのからだの細胞すみずみまで届けるべ調理をしているから。「ごはんは、食べた後が真骨頂」という所以です。
ここ最近、体調を崩した方から「味覚がなかったけど、
これは美味しい、エネルギーがあるということがわかった。
そして、「すごく元気になった」「身に染みた。やっと本当の元気の素が身体に入ってきた感覚があった」
「仕事をやり切るためにしばらく毎日玉ねぎさんのお弁当を食べる必要がある！」など、
実感のお声を多く頂きました。
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とは言っても、食べる前から、
あまり蘊蓄を語り過ぎるのは好きではなくて（粋ではないよねー）、
単純に、食べて旨い！また行きたい！また食べたい！と本能的に行動頂くことが何よりもよいとおもうのです。
が、台所玉ねぎは4年目を迎えまして、
美味しさの根底にある食の科学と実践法を後世に伝えていくべく、
本の出版を考えています。
そして、どこの街にも台所玉ねぎのような「まちの台所」があって、
美味しいものと食の智慧を当たり前に得られるような国にしていけるよう。
食の価値、調理の価値が見直され、適正なものにしていけるよう、これから頑張ってまいります。
…6日で51歳を迎える私のプチ所信表明演説でした。
あ、誕生日には、シャンパン、ワイン、お花、大歓迎です～（笑）
